スティーブ・ジョブズ逝去

アップル創業者、スティーブ・ジョブズ氏が、2011年10月5日 (米時間) に亡くなりました。享年56歳。
長期にわたる、すい臓がんの闘病生活の末に、永眠されました。謹んでお悔やみを申し上げます。

2011年10月4日 (米時間) ティム・クック氏が Apple CEO 就任後、初めての製品発表がに行われたのを確認し、安心したから… というタイミングに思えて仕方ない…。

スティーブ・ジョブズ逝去

スティーブ・ジョブズ

1955年2月24日 – 2011年10月5日

スティーブン・ポール・ジョブズは、アメリカ合衆国の実業家。スティーブ・ウォズニアック、ロン・ウェイン、マイク・マークラらと共に、商用パーソナルコンピュータで世界初の成功を収めたアップル社の共同設立者の一人。- Wikipedia 参照

ジョブズ氏は、私がデザイナーになるきっかけを作った一人なのです。

工業高校出身の私は、周囲が Windows 95 一色だった頃、ただ一人 Apple Computer の PowerMac 7500/100 を買ってもらいました。
当時の Mac は高かった… けど、頑張って働いてくれていた父のお陰で手にすることができたのです。
理由は簡単でした、6色の Apple ロゴがおしゃれだったからです。
それからというもの、学校に隠れてバイトをしていた私は、当時大金であった8万円で illustrator 7.0 を購入し、デザイナーになった気分を味わっていました。
それが、私が初めてデザインの世界に足を向けた瞬間でした。

製品の細かなところまで、メスを入れることで有名なジョブズ氏。
彼が手掛ける Apple 製品は、いつも洗練されていて、飽きることなく長く手にしていられるため、使うほどに愛着が湧いてくる。
不思議な魔法がそこにあるのです。
他社が、iMac や iPad, iPhone などの Apple 製品をいくら真似ても、劣化コピーに過ぎない。
後から発売されているのに、1年… 2年たっても、それを上回ることができない… やはり魔法 !?
ジョブズ氏が、言い続けてきた「コンピュータが人になることはムリだろうけど、人間らしさを与えることはできる」この言葉、信念こそがジョブズマジックなんだと思います。

1988年の Apple のキャンペーンのキャッチコピー Think different. まさにジョブズ自身のことのようです。
Think different.ジョブズのスピーチApple のデザインプロセス「つまらないものは捨てろ」 以外にも、このブログで紹介できていない、数多くの言動、行動に影響されてきました。

私にとって、たとえ誹謗中傷されてもまっすぐ前向いてるジョブズ氏は、光輝くスーパーマンでした。

世代は違いますが、ジョブズ氏と同じ時代(とき)を生き、数々の伝説を肌で感じることができたことを光栄に思います。

Thank you Steve Jobs.
ありがとうスティーブ・ジョブズ。

You gave me a dream and the future.
あなたは私に夢と未来を与えてくれました。

My thoughts and prayers are with you.
私の思いと祈りは、あなたと共にあります。

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