オランダの教育
TV 番組で、尾木直樹さんがオランダの教育について話していました。
番組途中から見たので、すべては紹介できませんが、内容がとても良かったで記事にします。
サークル
授業の節目で行われ、生活の中であった何気ない事や自分自身が思ってる事など何でも話す場。
何気ない会話を続ける事で家族のような絆が生まれる。
助けなさいって言わなくても、みんなが事情を知っているので、誰かが自主的に助ける。
“擬似的な家族体系”、“信頼関係を育む”、“相手を思いやる心を育てる”。
規則で縛らない
学校にチャイムは無い、時間道りに自主的に行動することで、自己管理能力がついてくる。
各々が自分の決めた時間割で動く
自分にとって必要だと思う科目を自分自身でノルマを決めて勉強する。
先生はアドバイスを与えるだけ。
日本では考えられないシステムを可能にしているのは…
3学年混合クラス
3学年が一緒に学ぶ事で、高学年が低学年に勉強を教えることができる。
4歳から12歳までの8年間、“教わる ⇔ 教える” お互いの立場を反復的に3回繰り返すことで学習能力が身に付いていく。
これが、世界最先端の授業だそうです。
宿題は無い
親に頼まれる事があるが、学校の先生は「断る」そうです。
そもそも何かをやらせる事自体がナンセンス
競争をやればやるほど落ちる。
他人と争う事に意味は無い。
だからテストも成績も必要ない。
自分で決めさせるという事がとても重要
社会に出れば、テストの点数なんて何の価値もない。
そのことはすでにデータが証明している。
相手は他人じゃない、自分自身だ!
勉強は自分ですべき、親の管理ではないと言う発想
子供を自立させる、人間教育なんだ!
教育!それは人間を育てるということ。
“理力”、“自己管理能力” そして “人を思いやる” 気持ち。
その上にたつ自由な勉強が、やがて大輪の花を咲かせ大きな実を結ぶ…
そんな最先端の教育現場で先生が大切にしていること
「一番大切なのは、自分が自分自身であると事です」
「そうでなければ、生徒との関係は持ってはいけないと思います」
先生と生徒は、大人と子供ではなく人と人
オランダにモンスターペアレンツはいない。
親と教師、国が一体となって子供を育てているから。
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